ふたば通信

水、あげたい・・・

2019年度がスタートし、早1か月少し経ちました。

緊張していた4月から徐々に、場に慣れてきた表情や、新たなクラスの友達とのかかわりが見られるようになってきました。

そんな5月の1コマ・・・。

キッズルーム(0~2歳児)の子どもたちの園庭での活動にて。

~お花に水、あげたいねん~

~きゅうりにも水あげたいねん~

~あ、じょうろより大きいもの、みーつけた~

~ええやんこれ~

~めっちゃでるやん、水・・・~

 

~水道から入れるの難しいな・・・ん?ちょっと傾けるとはいるな~

・・・

子どもたちは、「水やり」という活動から、

調整力や加減を自然と経験しているものと考えます。

「大きい入れ物はたくさん入るけど重い」

「運ぶときに傾けるとこぼれる」

「いっぱい水やりをすると、土から水が浮いてくる」

こんなことを経験します。

不便やうまくいかないことがあるときに、工夫をしたり、アイデアを出してその不便さや問題を乗り越えています。

子どもたちも、様々な経験を通して、試行錯誤し工夫をしそして目的を達成するために乗り越えていくのだと思います。

問題が発生した時に、周囲の大人が「こうしたらいいよ」とすぐ手を差し伸べるのではなく、「自分でよりよくしようと努力する姿」、「困難を乗り越えていく力」を信じ、時には見守ることで、「子どもが自分で気づく」、「工夫をしたらうまくいくことを経験的に学ぶ」ことができます。

~~子どもは小さな科学者~~

興味・関心・好奇心たっぷりの子どもたちの遊びは、

大人をびっくりさせる可能性を秘めていますし、子どもならではの見方・考え方があります。

そんな子どもたちの「見方」、「とらえ方」、「考え方」に対して、より発展していける環境を

考えていきたいと思います。

これから夏に向かって園庭での遊びも豊かになってきます。

子どもたちの遊びがこれからも楽しみです。