「新たなるスタートへ 卒園おめでとう!~」
~新ホームページ立ち上げに際して~
当園のホームページを3月末より大幅リニューアルしました。この「ふたば通信」のコーナーでは、幼児教育で大切なこと、子どもたちを見て思うことなど、園の「つぶやき」を不定期になりますが、挙げていきたいと考えています!
幼稚園はもうすぐ平成29年度を終えようとしています。先日の卒園式では、年長組の子どもたちが立派に卒園していきました。
卒園式の終盤、卒園児による合唱で、舞台上に上がった子どもたち一人ひとりの表情を見て、「幼稚園生活にお別れをすることが寂しいんだな」、「大好きな先生と離れることがつらいんだな」、「一生懸命園生活頑張ってきたんだな」・・・。様々な感情を持ち、合唱をしていることを感じました。
一人ひとりの表情の中に、その子の園で歩んできた軌跡(ヒストリー)を想起し、私たちも胸が熱くなりました。
合唱の一コマでは、涙を流している子の隣の子どもがやさしく体をさすって慰めている姿がありました。そういえば、この年長組の子どもたちは、運動場で転んだ子を見かけた時に、「大丈夫?立てる?」、「先生に言ってくるね」など、お互いを支える姿勢を持つ子どもたちがとても多かったように感じます。そんな心温まる場面を最後まで見せてくれた年長組のみんな、感動をありがとう。
友達と心をかわし、協力し、支え合う喜びを園生活で感じることができた子どもたちは、きっと小学校に行ってもその経験を生かして、人とつながっていけると信じています。
幼稚園生活はこれで終わりですが、それは同時に小学校生活のスタートを意味します。新たなスタートを前に希望と不安が入り混じっていることと思います。しかし、幼稚園生活では、遊びと生活を通して、様々なことを主体的に取り組んでいくことを学んでくれたと思っています。その主体的に取り組んでいく姿勢があれば、きっと困難にぶつかった時に、自分で乗り越えよう、友達と助け合って乗り越えていこう、先生に相談してみようなど、自分で考え進んでいくことができると思います。
これから未来に向かって羽ばたく卒園生の皆さんを私たちはいつまでも応援しています。
いつでも幼稚園に帰ってきてくださいね。その時はぜひ頑張っていることを教えて下さいね。ご卒園、おめでとうございました。